TECHNOLOGY / SERVICE
02
GEOPHYSICAL
SURVEY
DEPARTMENT
物理探査 部門
地表から聞こえてくるもの
GEEBECの物理探査は地球の大地に能動的に働きかけ、大地が返す情報を見逃すことなく拾い上げます。弾性波・電流・電磁波・磁気・重力・放射能などの様々な物理現象を利用して地表から地中を探査します。大地がもたらす様々な物理現象への深い理解が、やがては、人と地球がやさしく共存できる関係に繋がっていくと私たちは確信します。
調査方法は多種多様です
物理探査の調査方法はさまざまです。調査の種類によって得られるデータや精度が変わることもあるため、まずは依頼前に適していると考えられる調査の種類を判別できるようにします。物理探査は単体でも行えますが、他の手法と組み合わせたほうがデータの正確性は高まります。地盤調査・地盤改良を実施したいと検討しているなら、物理探査も選択肢の一つとして検討してみてください。
物理探査
地中レーダ探査
自社保有の最新レーダ探査機から、パルス状の電磁波を地中に向けて放射し、地下浅層部の地盤の構造や空洞、埋設物などを非破壊的に探査します。
- 地下埋設物
- 路面下の空洞
- 構造物の配筋
- 地層の構造、ゆるみ
微動アレイ
微動アレイ探査は、複数の地震計を使い普段起こる日常的な振動を計測することにより、S波速度構造を推定し表面波の位相速度を求め、その分散曲線から地層の構造を推定することができます。深部の地層構造を推定することができ、また3次元の解析も可能です。
詳細ページ表面波探査
表面波は、地表で与えた鉛直振動を多チャンネルで受信し、表面波(レイリー波)を抽出することによりS波租区度構造を解析する弾性波探査の一種です。S波速度は、ボーリングのN値や一軸圧縮強度と相関があり地質構造やゆるみの領域の把握を推定することができます。
詳細ページPS検層
PS検層とは、ボーリング孔を利用して、P波とS波と呼ばれる2種類の弾性波が地中を伝播する速度を求めるものです。この波を計測することにより地盤の動的性質を知ることができ、さらには液状化の解析等に必要な地盤振動特性に関する基礎資料となります。
詳細ページ常時微動
地盤はつねに微小な振動をしており、これを一般的に常時微動と呼びます。常時微動を測定することにより地盤や構造物の振動特性を推定することができ、免震構造等の設計をするうえで大切な基礎データとなります。
詳細ページ電気探査・比抵抗映像法
電気探査は、地盤に電流を流しその比抵抗値の違いにより地下水の位置や地層の違いを推定することができます。特に比抵抗映像法は、2次元断面による解析ができるため地下水の位置や地層の連続性を推定することができます。
詳細ページ